京都・パリ友情盟約締結60周年

『京都とパリ　魅せられ続ける文化』

～　QOL文化総合研究所主催～

９月末に文化庁認可のもとQOL文化総合研究所主催にてイベント『京都とパリ　魅せられ続ける文化』にて、オーナー井村欣裕の解説で当館作品をご覧いただいた後、会員制のクラブハウス「AIC秋津洲京都」にて、パリから一時帰国中の、秋吉雄一朗シェフによる特別献立をお楽しみいただくイベントのご報告です。

AIC秋津洲京都

京都上賀茂に8年の歳月をかけて建てられた会員制のクラブハウス。清流の落水が響く庭園と、四季折々の景色を楽しむために設計された多様なデザインの個室を有し、ガレやオールド バカラ、ラリックなど美術館級の銘品が飾られていています。今回は、秋津洲の豪邸の中でも、プライベート空間をお借りしてのイベントです。

秋吉　雄一朗氏

福岡県飯塚市出身。ミシュラン三ツ星獲得の老舗「瓢亭」で高橋英一氏に師事、修行を積まれました。別館料理長終歴。2013年よりＯＥＣＤパリ日本政府代表部特命全権大使に同伴し、公邸料理長として活躍。パリでの就任を終え、帰国。2019年にパリでお店をオープンさせるために現在は日本で滞在。優秀かつ貢献度の高い料理人として平成29年度外務大臣表彰及び、優秀公邸料理長の表彰を受ける。

お料理内容 – ピックアップしてご紹介

温先付 胡麻豆腐 焼きイチジク 焼き栗あん 雲丹
器：十一代今右衛門 色鍋島　唐花模様中向付　　　　　　　　　　　　　　　　

向付　戻り鰹藁タタキ　胡瓜と生姜のジュレ　糸瓜　オクラ　茗荷
器：伊万里焼

八寸　半熟玉子　鯖寿司　酢茗荷　子芋絹かつぎ　枝豆塩茹で　銀杏餅　子持ち鮎山椒煮
器：さまざまな伊万里焼

焼物　鶏もも肉香味焼き　万願寺　黒にんにく　トリュフ
器：染付　伊万里焼

飯+イクラ
香の物　季節のもの　ぬか漬け
器：十二代柿右衛門　染錦　柿画飯碗
　　十二代柿右衛門　染錦　柿型小皿

デザートは気分を変えていただくために、奥にあるお庭を拝見できる開放的な場所でと思い、皆さまに移動していただきました。

菓子　大宰府　藤丸より
器：十一代柿右衛門　染錦　唐子図向付

柳桜園のお薄とともに、ゆっくりと時間をかけて楽しんでいただく会になりました。
今回、お料理を担当していただきました秋吉さん、そして主催していただいたQOL文化総合研究所の方々、秋津洲のスタッフの方々には大変お世話になりました。
皆さまによろこんでいただける会のお手伝いができ、弊社も大変貴重な機会となりました。

ご来館いただきました皆様、本当にありがとうございました。

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