準備模様－その1

今回、十四代今右衛門先生からのご要望により、実現した『明治維新一五〇年記念　ジャポニズムのガラス展』ですが、先生から実際にご相談を頂いたのは5月末でした。

それから開催までの4か月間は、京都美商としても先生にご納得いただける結果をという気持ちで、オーナー井村と共に、作品の選定などから準備にはいりました。

弊社は地下に「井村美術館」があり、歴代の柿右衛門、近代の今右衛門を中心に展示しております。

しかし、実は、井村が蒐集は和物だけではなく、700点ほどのオールドバカラの作品群を蒐集しており一部をオーナーのコレクションルームに飾っているのですが、その作品群を一般展示することは初めての試みです。

今回は、井村が中心に集めてきた「ジャポニズム」に特化した作品となります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　
スタッフもまだ見たことのないコレクションが一堂に集められている非売作品の部屋で、まずは700点の中から主要な70点を選ぶことからスタートしました。

コンセプトも重要です。。。

作品解説はオーナー井村に何度も作品ポイントを聞いて、規定の字数内にまとめたり、キャプションの技法の説明はいかにわかりやすく伝えられるかなど、悩む日々…

どんな展示ができるのか、皆さま、お楽しみにしてくださいませ(^_-)-☆

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