作品 撮影風景
作品の撮影
前回、作品解説についての記事をアップしましたが、今回はその次に行われた撮影についてのお話です。
京都美商では、時代の古い作品を扱っており、作品それぞれが1点ものになるため、必ず撮影を行います。書籍の出版やDM用に画像活用も多く、作品撮影は社内で行います。
そのため、入社後、プロの方へ直々に勉強に伺う機会を設けたりします。
その時に話されていたのですが、今のカメラマンは、撮影だけでなく、その後の画像修正まで手がけることが必要となっているようで、別日程でフォトショップでの編集作業も勉強させてもらいました。
いろいろな編集が可能になり幅が広がることがわかり、目から鱗の時間でした。
今回は、実際にプロの方に撮ってもらう際のお話
弊社の作品を通信販売で紹介していただいている「ロイヤルステージ」さんでは、冊子のイメージを大切にされているので、毎回カメラマンの方に来ていただき、作品撮影をしてもらっています。
撮影日は、ギャラリー横のサロンで1日かけて行われるのですが、やはりプロですね…
作品が美しくみえるよう、特徴をとらえ撮影していかれる様子に、次号のページがどのような見開きになるのかとワクワクします。
ちなみに、PC画像に映っている作品を弊社で撮影した場合は下記になります。↓
PC画像(カメラマン撮影)は作品の右上部のアップ写真なのですが、深く彫りこまれ、葉の葉脈までがしっかりと写っています。
それに比べて弊社撮影は完全に光が反射しています。透明の作品は特に撮影が難しく、違いが一目瞭然!
記事トップ画像で、カメラ代に置かれているのはこちらの菓子皿。それを弊社撮影したらこのようになり、色付きの作品はまだ撮影しやすいことが伝わればいいなぁと思います(^-^)
こちらの二作品、どちらも現代物(1980年~1990年頃)で、そこまで時間が経過している作品ではありません。
今回、最初に「古い物」を扱うと言いつつ、どちらも過去に作成された物を元に近代になって複製して作られたものでした。
どうして現代に近い年代の作品も扱っているかというと、それには理由があるので、またお話しにしますね(^^♪
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オールドバカラ・柿右衛門・今右衛門の専門店|京都美商ギャラリー
京都美商ギャラリーは、1961年に京都下鴨で創立した西洋アンティーク・肥前磁器の専門店です。長年蒐集をしてきた経験をもとに、オールドバカラやオールドフランス、古伊万里や柿右衛門などを取り扱っております。量産品ばかりの近年では見られなくなった職人技、手作りの温かみの魅力をより多くの方に身近に感じて頂きたいと考えています。
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