京都美商について

京都・下鴨にある井村美術館・京都美商ギャラリーでは、かつて海外へ流出した柿右衛門や今右衛門の作品を「里帰り」させることを目的に活動を行ってきました。その過程でヨーロッパを訪れる中、当時は歴史の中に埋もれていたオールドバカラの魅力に触れ、その美術的価値の研究と蒐集を深めてまいりました。日本美術が諸外国に与えた影響の広がり、そしてそのルーツを辿ることで見えてくる歴史の奥行き——教科書では触れることのできない学びと体験をご提供しています。
研究の集積として形成されたコレクションは、実際に手に取りながらご覧いただき、その中からご自身にとって特別な一点をお選びいただけます。
また、京都美商では、割れてしまったグラスや花瓶と現代アートのクロスオーバーに価値を見出し、新たなかたちへ再生する取り組みを行っています。現代作家の手によって、それぞれの解釈とコンセプトのもとに再構築された作品は、過去の価値を保存するための修復とは異なり、現在の感性によって新たな価値を創出する試みです。
過去と現代が交錯し、工芸と美術の境界を越えてゆく空間をご体感いただけます。

京都美商ギャラリー / 1階

1階ギャラリーでは、オールドバカラをはじめとする西洋アンティークを中心に、展示・販売を行っております。時期に応じて趣向を凝らしたディスプレイを施し、展示内容も随時更新することで、訪れるたびに新たな表情をご覧いただける空間となっています。
また、ギャラリースペースでは、現代アート作家とのコラボレーションをはじめ、小規模ながら多様な展示を随時開催し、アンティークと現代アートが交差する場を創出しています。

井村美術館 / 地階

京都・下鴨神社の参詣道である糺の森に隣接する地に、井村美術館は1981年に開館しました。地階の展示空間には、長年にわたる研究と蒐集の蓄積によって形成されたコレクションが常設されています。
古伊万里や柿右衛門・今右衛門に代表される日本陶磁に加え、オールドバカラを中心とした西洋アンティークガラスを軸に、ジャポニスムの流れの中で生まれた美の往還をご覧いただけます。
2024年のリニューアル以降は現代美術も取り入れ、過去と現在をつなぐ展示を行っています。作品の背後にある歴史や文化に触れることで、美術の奥行きを体感いただける場です。
展示内容や会期の詳細につきましては、当ホームページのお知らせおよびInstagramにて随時ご案内しておりますので、ご確認ください。

鑑定買取

京都美商では、作品の鑑定および買取を承っております。お手元の大切なお品物を丁寧に拝見し、必要に応じて鑑定書の発行も行っております。
1998年に井村美術館の鑑定部門として発足したA JA鑑定協会は、フランスの国家資格を有しオークション開催権を持つエキスパートや、バカラ美術館設立時に学芸員として携わった専門家などにより構成されており、その鑑定書は百貨店やオークションにおいても広く活用されています。
また、柿右衛門・今右衛門の作品についても、長年にわたる信頼関係のもと両窯元と継続的に情報交換を行い、研究を深めてまいりました。
確かな知見と実績に基づき、お品物の価値を見極め、次の時代へと受け継ぐお手伝いをいたします。詳細は当ホームページ「鑑定・買取」よりご確認ください。

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