京都美商ギャラリー 京都美商ギャラリーは、1961年に京都下鴨で創立した西洋アンティーク・肥前磁器の専門店です。長年蒐集をしてきた経験をもとに、オールドバカラやオールドフランス、古伊万里や柿右衛門などを取り扱っております。量産品ばかりの近年では見られなくなった職人技、手作りの温かみの魅力をより多くの方に身近に感じて頂きたいと考えています。

ハンケイ500m(Vol.41)- 連載1 柿右衛門誕生に秘められたドラマ

-ハンケイ500m 連載1- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:1回目                             長崎の出島からヨーロッパへ   明朝騒乱による景徳鎮の衰微            ヨーロッパ各地を巡っていくと、美術品を通してその土地の隆盛...

ハンケイ500m(Vol.42)- 連載2 東洋磁器への熱望から誕生したマイセン窯

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-ハンケイ500m 連載2- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:2回目                   ヨーロッパで白熱する柿右衛門蒐集  元禄年間、肥前有田の磁器はヨーロッパのオークションで熱狂的な喝采を博します。なかでもぬきんでていたのが、ポーランド国王にしてザクセン選帝候で...

ハンケイ500m(Vol.43)- 連載3 日本に稀なるヨーロッパ型の美術商

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-ハンケイ500m 連載3- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:3回目                       名品の発掘・蒐集・研究を重ねオールド バカラの第一人者へ    まだ二十歳そこそそこの学生の時、父親の代行でいきなりロンドンのオークションに飛び込み、右も左...

ハンケイ500m(Vol.44)- 連載4 パリ万博の衝撃 ヨーロッパを席捲したジャポニズム

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-ハンケイ500m 連載4- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:4回目 エミール・ガレが影響を受けた東洋の禅的境地    幕末、1867年、日本が初めてパリ万博に出品したのを機に、ジャポニズムの衝撃が走ります。美しさを極めた技巧や表現、その感性にヨーロッパの人々は魅了さ...

ハンケイ500m(Vol.45)- 連載5 AJA鑑定協会の発足

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-ハンケイ500m 連載5- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:5回目 日本とフランスの識者がオールド バカラを鑑定   立ちはだかる壁  誰もがエミール・ガレを求めた1980年代後半、バブル景気の渦中、ガレはすでに研究が進み絶大な人気がありました。しかし、バカラの芸術性に魅せられ...

ハンケイ500m(Vol.46)- 連載6 伝統を継ぐ今泉今右衛門の薫陶

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-ハンケイ500m 連載6- 京都の「本物」を特集するフリーペーパーに6回の連載を掲載:最終回 1年に渡っての連載の最終回です。 鍋島藩ご用赤絵師として350年の伝統を継ぐ   「本朝無類」の色絵と謳われた、今右衛門の色鍋島    さかのぼること豊臣秀吉の野望によって、文禄・慶長の役後、...