「Downton Abbey」で使用してそうなリキュールセットのご紹介
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昨日の投稿につづき…
「Downton Abbey」を観た後に、京都美商ギャラリーを見渡すと、ここに飾られている作品がどのような歴史を担ってきたのかなぁ…と思いを馳せてぼーっとしてしまいます✨
こちらはただ今ギャラリーにて展示中の1900年頃のオールドバカラのリキュールセット^_^✨✨
このような作品も当時、よく使用されていたのでしょうね….
ちゃんとリキュール一式が木箱の中に収まります😳
木箱に入ったセットは買い付けに行くと時々出てくるのですが、これほど金彩が綺麗な状態で、残っているのは珍しいです.
木箱に施された象嵌の細工も丁寧で、船の旅などにはこのようなものをもって優雅な時間を過ごしたんでしょうね…
なんという贅沢な時間だったのでしょう…
「Downton Abbey」では、贅沢な部分だけではなく、伯爵という立ち位置でいることの難しさ、世界の変化、戦争など歴史背景での生活の変化をみることができます、、、
京都美商では、「いかなる芸術品も歴史が生み出したもので、歴史と共に芸術は変化している」と伝え、歴史の話をすることが多いのです。
「Downton Abbey」では、私たちが伝えている時代の歴史をそのまま視覚的に見ることができます。
ストーリの中には、土地を手放す際、すべてが競売にかけられているような場面もあったり、主人が持つ、「日本から渡った根付」が盗まれたりと、大きなストーリー展開はないものの、細かい歴史背景や、衣装一つ、勲章のつけ方にしてもディーテールに大変こだわったドラマです。
そして、バックグラウンドを感じながら、作品を見てみるのも楽しみ方のひとつかな?と思います(^^♪
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