2019年☆夏☆買付旅行記-② OLYMPIA ANTIQUE FAIR
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ロンドンのアンティークフェア
スタッフの旅行記-2
ロンドン中心から少し西の場所で、毎年2回開催される「OLYMPIA ANTIQUE FAIR」。
このFAIRには4年前にも訪れていましたが、今回入り口からの第一印象は、
「2階までぎっしりとお店が開いていたのですが、1階スペースのみになっているっ(‘Д’)」でした。
すべてを見て回るのに、とても時間がかかる予定できたのですが…
ブースにいる方にお伺いすると、アンティーク業界は縮小しているから出店数が年々少なくなっていっているとのこと。

アンティークを広めたい側としては切ない事実…。
お目当てはエミール・ガレやドーム、オールドバカラ、その他周辺の国々のものを拝見しつつ、こういう時は絶好のチャンスで、ブースのオーナーさんから作品説明や、今の市場のことを少しでも多く聞き出せる好機なんです!
みなさん熱い気持ちをお持ちで、予想に反して思った以上の説明をしてくださいました(笑)
おじさんのつばかかるぐらい…(+_+)
この会場でみつけたて購入を決めたのはひとつあります。
今後の研究資料になりそうな作品(^^♪
このフェアでは、購入した物(持ち帰りが可能)は、かわいいトートバックに入れてくださいます。
これは、出口で再度中身と購入したものがあっているか確認するため、「この人は作品買ったのよー」と一目でわかるよになっています。
午前中のこと
本日の午前中には、違う場所にてアンティークの店を散策していました。
本を片手にお店を伺っていくことにしたのですが、中国物が多く展示されているお店に興味があったので入ってみると…。
入った瞬間にオーナーさんのような方の険しい表情がつきささります(^_^;)
こちらを伺いながら、「どこの業者さん?」と言われ、恐る恐る「京都美商です。(/_;)」と伝えると、急に顔がぱっと笑顔になり、「井村さんのところね!皆さま、お元気なのかしら??? 日本物は2階になるから、ご覧になられる?」ととても丁寧にご案内いただきました。

二階には「江戸期の柿右衛門様式」がたくさん、しかもとても上手のものばかり!!
ひとつひとつ、出しては「これはこうで…」ととっても大切そうに話してくださいました。
かなりテンションが上がる時間でした。
そして、きっと「井村」という名前がないと入れない場所なことを、昨日に引き続き、じんわりと感じ始めている今日この頃です。。。
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オールドバカラ・柿右衛門・今右衛門の専門店|京都美商ギャラリー
京都美商ギャラリーは、1961年に京都下鴨で創立した西洋アンティーク・肥前磁器の専門店です。長年蒐集をしてきた経験をもとに、オールドバカラやオールドフランス、古伊万里や柿右衛門などを取り扱っております。量産品ばかりの近年では見られなくなった職人技、手作りの温かみの魅力をより多くの方に身近に感じて頂きたいと考えています。
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